カメムシのサバイバル
白いクロス壁に茶色いカメムシが一匹ポツンと張り付いていた。しかも、大型家電の上方、脚立で届くかどうかの微妙な位置に。
どうしようかとじっと様子を伺っていると、向こうも気まずくなったのか、のろりそろり動き出した。空気読めるんですかね。
そうそう、良い子だ、もっと左だよ...。緊張感して時を待つ。
が、驚いたことに自分の色と近い茶色の場所で歩みを止めた!そして細かく動いて、目立ちにくいように体勢の微調整までしている!ここでやり過ごそうとしているな。
自然界では当たり前なのでしょうが、その生き残り戦略に驚きと感動。近くで観察できてラッキー。
一方、カメムシはどんな心境なんだろう。「(JOJO風に)なんてこった!とうとう気付かれちまったぜ!」昆虫や植物の気持ちが分かると、”生物多様性”の課題を克服するヒントがもらえるかも。
話が大きくなるのが悪い癖です。